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第2回 またしてもTAKEより

   〜細木○子を斬る〜  

 

先月でしたが、実家の近くに寄ることがありましてその時母親と外食する機会があったのですが、手に持っているのは「細木本」・・・。我が母ながら時代に着いていく順応性に唖然とし、こういった占いを好むのも女性の性なのかと閉口しました。


世の男性にはこの占星術といわれるものは星占い程度のものと思い、さして興味を示さない方が大半だと思いますが、占星術自体は学問の一種として熱心に研究された時代もあり、中世のヨーロッパが最も栄えました。まあ占星術の栄えた背景についてここでは割愛させて頂きますが天文学の基盤を作ったのも占星術だといわれています。


この占いの系統ですが、東方で発生した易、西洋占星術等、数え上げれば枚挙に暇がないのですが、ただこれは占術の理論を勉強すれば誰にでも出来ることでもあって、修業、信仰、才能等一切必要もないのです。
また占星術は生年月日、誕生時間、出生地の3つを聞いて占うことの出来るため、街角の手相占いのおばさんとかも知っている人が多い。何故かというときわめて便利だからなんです。占星術は生年月日によって特徴が分類整頓されているので、生年月日を聞くと何がしかの当を得ることができるためなんです。
これを読んでいる方は私のことを占いマニアなのか?ってお思いの方もいますが、そうではなくよく読む本の中に占いの記述したものが多く、こと占星術の記載の内容はここ何年かに何冊か読んだだけです。脱線しますがドラエモンの中で出来杉君もマニアックな占星術についての知識をのび太に披露してたりもしています。
さて細木の話ですが彼女が言いたい放題いっているのも、この勉強した占術を元に太陽がなんたらかんたらでとか、誕生日にこの数を引いてとか、学んだことを言ってるだけなんです。さきほども話しましたが誕生日で分類されているのを、自分の神託のきっかけに使えばいいわけだからある意味簡単なわけなんです。街にいる占星術以外の占い師がそれとなく生年月日を聞くのもこのためなんです。
しかし最近の細木をみると、テレビ的なパフォーマンスなのを差し引いても、自分を神聖化しつつあるようで見てて痛い。当事者の過去を話術で晒し説教までしはじめている。時には占術の理論度外視でテレビ的に受けるであろう内容を選んでいる節がある。


超能力、霊能力、そして占いだが・・・・。これらの分野は曖昧だけしか存在しない。むしろ曖昧でなければならない。それをいいことにこういった細木のエンターティメント性丸出しのえせ占星術は占い師を生業として真剣にしている人には多大な迷惑がかかっているのも事実であろう。
最後になりますが、ちょっと陳腐なことをいって締めます。


信じなければ生きていけないのが人間の性です。それは愛だったりとか宗教だったりと人によって様々でしょう。死刑確定者ですら来世の自分を信じて刑に処されるのです。死刑確定者が宗教に目覚めるのも絶望の淵「信じる」行為を本能的に求めるからであり、さらにいうと過酷な人生に疲れたやくざですら宗教に入る人は多いのです。そして私もその弱い人間の一人です。


だからこそ人を信じなくてはいけないと心底思うのだが、それと同等に大事な事は全てを疑って見る眼を持つことも重要で、そこから初めてみえてくるものもあると思う。