profile schedule bbs sound title
member photo column mail  

 


第十七回 〜Tom 音楽談義〜

今、僕達が生きているこの時代はモノと情報で満たされている。
なんていう書き方ではもう誰も見向きもしないくらいモノと情報に溢れている。
エドモン・ダンテスが岩窟王だった時代からどのくらい経ったのだろう・・・シラノ・ド・ベルジュラックがロクサーヌのために生きていた頃からどのくらい経ったのだろう・・・目に見えないお金を前借りして音楽を購入するこの時代、僕は高校の恩師が言った言葉を思い出す。


「遠くない将来、レコードもCDもなくなる気がする。世界にはたった一枚のディスクがあってその中に世界中の音楽が集まっていて、そこから音楽を買う世の中になるんじゃいかな・・・(できればそんな世の中にはなって欲しくないけど仕方ないだろうね、という風に記憶している)」


15年前、インターネットはもちろんウインドウズすらなかった時代に言われた言葉だ。当時の僕には想いもよらなかった現実の中に生きていて、普通にオンラインで音楽をダウンロードしてして購入している。


先生、あなたのいった通りの世の中になりつつあります。


この間、ルイ・アームストロングの歌を聴いていたらこう思った。「僕もいつかこの歌をこんな風に歌えるくらいになりたい」

30歳を過ぎたからこんな風に思うのか、歳を重ねる毎に歌の奥の深さを感じるようになった。
そしてこうも思った。そろそろ音楽をいろいろと聴いてみよう。誰かいい曲があったら僕に教えて下さい。


〜余談〜
僕はビートルズの曲を何曲かしか知らない、以前チェッカーズのリーダーが言っていたが「ビートルズを全曲聴いた事がない人は幸せだ。だって、これからあの感動を味わう事ができるんだもん。」高校生(くらい?)だった僕は(ふうん、なるほどね)と思い、あえてビートルズやらローリングストーンズなんかの有名どころはもちろんほとんどの洋楽を詰め込む事はしなかった。
もちろん惹かれる曲は聴いていたけど、アルバム全部そろえるとかには意義は感じなかった。


〜話し戻る〜
今僕が聴いている曲はそれこそ20年くらい前の曲も多いけれど、僕にとっては新曲なのだ。しかもある程度年齢を重ねた事もあって、じっくり聴く事ができる。そして歌詞が知りたければインターネットで楽々検索。
(先生、いい時代ですよやっぱり。わざわざレンタルレコード屋に行って歌詞カードをコピーするんじゃないんだもん。)


毎日おびただしい量の新曲が産まれ(ほとんどが同じような曲だけれど)流行りも目まぐるしく移り変わる。その何回か巡った流行りの中を生き残った名曲もある。


その中の1曲が「What a Wonderful World」だと思う。
この曲はさすがに「新曲」ではないけれど時期によって聞こえ方ががらりと変わる曲だと思う。


今の僕にはモノマネはできても歌う事はできない。なんていうか歌に込められているエネルギーの大きさが違い過ぎるとでも言えばいいのか・・・。これも最近感じるようになった。


悲しみ、喜び、愛、別れ、笑い、努力、貧困、成功、裏切り、諸々・・・


いろんな想いを笑い飛ばせるようになった時に歌ってみたい。その時に歌を聴いてくれる人は僕の回りにいるのかな・・・・・?


END とかって次回のライブで歌ってたりして・・・しかもモノマネして